シンガーソングライター 古屋敷裕大さんのお話です。

谷地(以下、谷地)「古屋敷さん、出身は?」
古屋敷(以下、古)「階上町なんですけど、三八上北出身だと思ってて。ぼく上北で生まれたんですよ。八戸に住んでいた時期もあるし、小学校に上がるときに階上に移ったので階上出身なんですけど、気分的には三八上北出身って言ってます」
「古屋敷君は、もともとアコースティックユニット『びぃだま』として活動されていて、ソロアーティストとして現在活動して何年目?」
「ソロになって3年目ですね。今年の10月で4年目に入ります」
「様々な心境の変化もあったと思いますけれども、順番に聞かせて頂きたいと思います。ユニット『びぃだま』を結成したのはいつですか?」
「高校2年生の秋なので、10年ちょっと前ですね。17歳の秋ぐらいからやっているので」
「『びぃだま』のときは、東京が拠点?」
「東京がメインです」
「一旦東京に拠点を移し、また八戸に戻ってきていますけれども、学生の頃に感じていた八戸と、今改めて見る階上町、八戸市って、改めて感じる魅力ってありますか?」
「文化っていうか、お祭とかえんぶりだったりとか、色んなものがあるじゃないですか、八戸階上って。こんなに沢山こういうことがある街だって思ってなかったんですよね。帰って来てから人と出会ってそういうことを知って。八戸って面白い人が多いじゃないですか。知らないことを知れたというのは、帰って来て良かったって思うことですね」
「学生の頃って、三社大祭とかえんぶり普通にやってるなっていうか、普通のことっていうか」
「そうですね。山車うんぬんとか歴史うんぬんじゃなくて、お祭に来ているっていうか。でも帰って来てから三社大祭の山車とか見ると、泣きそうになっちゃうんですよね」
「わかります。沢山の人の想いが詰まった伝統行事なんだなっていうのが、改めてね。色んな方と出会ってきていると思いますけれども、人との出会いっていうのは、今まで色んな人に支えられてきた?」
「帰って来てから人と出会うのも増えましたし、歌う場所も増えたので、人脈が濃くなっていくし、出会う方も多くなって、聴いてもらう人も多くなるので、自分の発信できる場所が多くなってきたなと感じています。帰ってこないとこれは出来なかったなって、改めて感じますね」
「帰ってこなかったら出会わなかった人も沢山いる?」
「沢山いると思いますよ。東京、八戸で出会った人がちょっとずつ増えていって、帰ってきてそれが倍の倍になるというか。八戸って、人が沢山いるけど横のつながりが濃いじゃないですか。こういうことしていると、すごく有り難い。この街じゃないとなかったんじゃないかなって、すごい感じることですね」
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「八戸にどっしりと腰を据えてから、様々な人と出会い、八戸の伝統行事の魅力なども再確認されている古屋敷さんですけれども、一方で、ここもうちょっと良くなってくれたら住みやすいのになって感じる部分とかもありますか?」
「ぼく、たまにバスとか電車で移動したりするんですけど、去年から津軽方面で歌わせて頂くことが多くなったので。交通の便が悪いなって思うことがありますね。階上から八戸に行くバスは1時間に1本くらいしかないし。車で行くにしても電車で行くにしても、青森方面2時間半とかかかるじゃないですか。山をひとつ越えなきゃならないので。そういうとこ大変だなって」
「その分活動の幅が広がってきたってことですよね」
「それは嬉しいですね。でもその移動時間が良かったりするんですけどね」
「その移動時間に曲が生まれたりもするんですもんね」
「そうですね。本読んだりとか、景色見たりとか。人見たりとか、人とお話したりとか。地元の良さっていうのは、人との距離が近い。交通の便が悪いにしても、不便ながらの良さがあるっていうか」
「良さになりましたね。で、色んな場所で活動されていますけれど、八戸で最も好きな場所ってどこですか?」
「誰もいない海と、あとは温泉が大好きです」
「東京いるときも、銭湯とか温泉って行ってました?」
「いやそれがですね、八戸って銭湯は朝からやっているじゃないですか。それが普通だと思っていたんですよ。東京は、夕方からとか15時16時からなんですよ。それでも早い方で」
「じゃあ八戸いいですね。いたるところに銭湯あって。しかも先ほど、打ち合わせのときにお話を聞いたら、銭湯でやりたい夢があるんですって?」
「はい。銭湯ライブっていうのをずっとやりたくて。こんなにお風呂があるのに、勿体無いなと思ってたので。青森県内って温泉いっぱいあるじゃないですか。だからそこをツアーで周ってライブをできたら面白いなって思っていたんですけど・・・それが八戸だと朝早くて夜までやってるから出来ないってことにも気付きました。思っているのは、入浴料、ワンドリンク、チケット代などを含めたライブをやりたいと思ってて。本当にちょっと面白いことできると思うんですよね、夢叶えば」
「八戸の良さをもっと生かしたり、PRするべきですもんね。そこにファンも来るし、銭湯ファンが来たら古屋敷君が歌ってる、で、古屋敷君のファンが増えるでもいいだろうし」
「それもとっても嬉しいですし、あと銭湯ライブって、企画として外から見ても面白いですよね。県外の人から見ても面白いだろうから、夢の一つでもありますね」
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「ぜひ夢、叶えたいと思います。沢山お話伺ってきましたけれども、最後に古屋敷さんにとって、ここ地元に住むこと、もしくは地元で活動する意義について教えていただけますか」
「はい。始めに話したことに繋がってくるんですけれど、人と繋がっていけるっていうことが大きいなと思っています。外にずっといて、帰ってきて見る部分だったり感じる部分ってすごい多いし、住み始めてから得たものって沢山あるので、地元に住んでいること、地元で活動していることの強みを生かして、出会ったご縁を大事にしながら、これからも活動していければなと思います」
「東京に一旦出たことは、良いことでした?」
「いいことでした。若い頃じゃないと得られないこともありますし。あと、地元の大切さっていうのも分かりましたし、家族の大切さっていうのもわかったので。出たことはとてもいいことでしたね」
「益々の渋みを増すことでしょう。でも、この優しい笑顔と優しい歌声は、変わらす続くと思います。これからの活動にもご期待下さい。ということで、シンガーソングライターの古屋敷裕大さんでした。古屋敷さん、今後も頑張って下さい」
「はい。ありがとうございます」
「ありがとうございました」 

BeFM 「古屋敷裕大のうたうラジオ」水曜日20:30~ 再放送土曜日16:00~