NPO法人プラットフォームあおもり
風間一恵さんのお話です。

谷地(以下、谷)「風間さんのご出身はどちらなんですか?」
風間(以下、風)「八戸です」
「今のお仕事をしてどのくらいですか?」
「3ヶ月たったくらいですね」
「八戸を出たのはいつになるんですか?」
「高校を卒業してからなので、17年前ですね」
「打ち合わせを聞いたら、様々な場所にお住まいということで。そんな様々な場所を見てきた風間さん。まずは今働いていらっしゃる、NPO法人プラットフォームあおもりとは、どういった団体なのか教えていただけますか?」
「青森市にあるNPO法人なんですけれども、青森に暮らす人がいきいきと働くことを目指して活動しています。具体的には、地域の企業さんとか大学と繋がりを持ちながら、学生のキャリア支援とか地域の企業さんの経営や採用のお手伝い、最近であればUIJターン、移住の推進のお仕事、あと婚活の事業もやらせていただいております。人に関わる部分の、多岐に渡るお仕事を行政と一緒に進めているのが私たちです。世代も若者からシニアまで幅広い世代の人たちが、楽しく青森で生きがいをもって暮らせることを目指して事業を展開しています」
「その中で風間さんは、どういったお仕事をされているんですか?」
「わたしは移住の分野になるんですけれども、来年度からは移住コーディネーターとして動いていく予定で、そこに向けての準備を進めている状況です」
「そして昨年なんですけれども、12月に東京でセミナーを開催していましたよね。その移住セミナーの中で、司会進行のような役割をしていましたね」
「移住者のトークセッションの進行をやらせてもらいました」
「その移住セミナーをご覧になった方も沢山いましたよね。やっぱり関東圏の方たち?」
「今住んでいるのが関東の人が多いですけど、こっち出身で帰りたいと思っている人も若干いました。やっぱり、東京で働くのとこっちで働くのでは、単純に言うと収入の差もありますし、そもそもやりたい仕事があるのかっていうのも不安だっていう話があって。多分八戸に残っている人で、八戸が嫌いで残っている人は少ないんじゃないかと思うんですよね。うちの親なんて八戸好きだからどこにも行かないって言いますし、妹もそうで、ずっと出てないですね。わたしより先に戻って来た子たち、例えば大学行って戻ったとか、何年か働いて20代のうちに帰ってきたとか、そういう子たちも八戸好きですし。でも、八戸を好きだっていう人がこんなにいるのに、それが表に出てこないのが勿体無いなと思っていて。『八戸めっちゃいいから来なよ。案内するから』くらい言えると、来てもらえるんじゃないかなと思いますね」
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「今八戸に帰って来て、改めて感じる風間さんにとっての八戸の魅力って?」
「面白いプロジェクトがいっぱいあるなっていうのは、魅力に思っていることです。他のところでもやっている場所はあるんでしょうけど、それが地元で起こっているのは面白いなと思っていて。あとは雪が少ないですね。でも向こうの人にしたら、青森っていったら雪でしょとか、青森っていったらりんごとねぶたと雪でしょ、みたいな。青森のイメージがそうなっちゃっているので、青森なのに雪がないのは結構いいんじゃないかと思っていて。あと、これは賛否両論割れるんですけど、八戸だったら車無くても全然生きていけると思っているんですよ。車社会って言われていますし、わたしもこっちに来てから仕事上あちこち行かなきゃならないので車買ったんですけど。わたしそもそも、車買う想定で八戸に来ていないので、割と街やスーパーに近いところでって選べば、八戸って全然車無くても生きて行けるんですよ。もし県外の人が青森を暮らす場所として見たときに、有益かなと思うのはその辺ですかね」
「いい意味で八戸ってコンパクトな街なんですよね。でもその県外の人の青森のイメージをちょっと変えたいところはありますよね。変えれば移住する人の考え方も変わるだろうし」
「変えるための手段として手っ取り早いのは、来てもらえば一番いいので」
「来てもらうためには、八戸はいい街だと自慢すること、来てもらったときに、普通に接していても八戸の人たちっていい人なんだなって思ってもらえること」
「あと、八戸の人ってそんなに自分から喋らないですけど聞いたらめっちゃ喋る人多いんですよ。住むことを前提に来てもらった人とか、旅行で来た人とかどこかから来た人に対して、色んなものを教えてあげたり食べさせてあげたりとかすればいいと思うんです。そういう行動で熱意が伝わりますから。だから、八戸好きってことをみなさん全面に出して大丈夫だと思います」
「自分達が知らないだけで、実は八戸の方と県外の方が接すると、八戸の方すごく温かいんだよって言ってもらえますもんね。きっとそれが土地柄なんだろうし、自分達が気付いていない魅力なのかも知れません。どんどんPRしていきましょう」
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「風間さんにとって、ここ八戸に住むこと、働くことのメリットがあったら、教えていただけますか」
「地元にいなかった後ろめたさみたいなのがあって、好きでやっていたことなんですけど蔑ろにしていたんじゃないかって気持ちも無くは無く。なので腰を据えて帰ってきたからには八戸のために働きたい、と言えばおこがましいですが、そういうモチベーションで仕事をしているので、仕事に対して新しいモチベーションを持てたというのは、大きいかなと思っています。今までは自分のスキルを生かしたいとか、自分に何がメリットがあるのかっていうことでしか仕事を見ていなかった時期も長かったので、外でやってきたことを何かしら生かして八戸や青森県のために仕事ができる、そこをモチベーションにできるってこと。わたしがこれからも働き続けるなら、面白くやりがいをもって働けると人は幸せだなとわたしの持論では思っているので。そこの気持ちの部分はいいと思います。一人で県外に住んでいると気ままでいいんですけれど、外から来たっていうのがどうしても抜けなかったんですよね。八戸は地元ですし、仲間もいるし家族もいるので、精神的な安定というか、何かあったら家族とか友達が助けてくれるっていうのは、いいことだなと思って仕事しています」
「県外にいたからこそ、芽生えた感情なんでしょうね。って考えると、県外に出ることも悪いことじゃないですね」
「県外は行った方がいいと思いますよ。行って帰って来て下さい」
「そして自信を持って八戸はいい街だと言いましょう。ということで、今週のこの時間は、NPO法人プラットフォームあおもりの、風間一恵さんにお話を伺いました。風間さん、どうもありがとうございました」
「ありがとうございました」

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